THE ORIGIN — 2024, TOKACHI
一枚のポテトチップスが、
すべてを変えた。
tokachi potato
01 — きっかけ
農家からもらった、
規格外のじゃがいも。
十勝の農家との会話の中で、「これ、売れないから持っていきな」と差し出されたじゃがいもがあった。形が少し不揃いで、市場には出せない。でも、見た目以外に何かが違うわけじゃない。
試しに薄くスライスして、油で揚げてみた。素人の手で、何の特別な技術もなく。
02 — 発見
口に入れた瞬間、
思わず声が出た。
それは、大手スナックメーカーが作る一級品のポテトチップスと、まったく同じ味だった。いや、それ以上かもしれない。
素人が、規格外のじゃがいもで、特別な設備も何もなく作ったものが。
TASTING NOTES — TOKACHI POTATO CHIP
EB TOKACHI CHIPS / FIRST BATCH
十勝産じゃがいも / 規格外 / 素人による試作 / 2024
食感 / texture
薄く均一に広がる軽やかなクリスプ。歯を当てると一瞬の抵抗の後、パキッと小気味よく割れる。油っぽさはなく、後味にべたつきが残らない。
香り / aroma
揚げたての香ばしさの中に、じゃがいも本来の青みを帯びた土の香りがほのかに立ち上る。合成的な香料とは次元が違う、大地の記憶のような香り。
味わい / flavor
澱粉の甘みが最初に広がり、続いてじゃがいもの持つ複雑な旨みが波のように押し寄せる。塩なしでも十分に豊かで、素材だけで完結している味。
余韻 / finish
飲み込んだ後も、じゃがいもの甘みと旨みがじわりと口の中に残る。大手スナックのような人工的な余韻ではなく、素材の余韻。また一枚食べたくなる。
98
POINTS — REVIEWER'S VERDICT
「これは規格外のじゃがいもではない。
これは、規格という概念が間違っていたのだ。」
TOKACHI, HOKKAIDO — WHERE IT ALL BEGAN
THE REALIZATION
「素人が作っても、
これだけのものができる。
十勝のじゃがいもに、
それだけのポテンシャルがある。」
市場に出回らない規格外のじゃがいもが、日本最大級のスナックメーカーが作るポテトチップスと同じ——いや、それ以上の味を持っている。素材の力がそこにあるなら、あとは届け方の問題だ。
フードロスという言葉で片付けるには、もったいない話だと思った。これは、十勝という大地が持つ豊かさの証明だ。規格外の野菜に罪はない。ただ、見た目が少し不揃いなだけで、農家の手間も、大地の栄養も、まったく同じように注がれている。
だからEBは、この話を広めたい。食べれば、わかる。
good food, good work, good local
北海道十勝から、あなたの食卓へ。